日田天領水の採水地
categoty:日田天領水の特徴・成分・採水地 | Posted by: | 更新日:2021年2月4日 公開日:2015年1月10日 |
日田天領水の採水地は、大分県日田市中ノ島というところです。
日田天領水の採水地の地域は、領家帯と呼ばれる地質
日田天領水の採水地の地質は、花崗岩や変成岩類から構成されており、領家帯と呼ばれる地質に属しています。
中央構造線など付近に複数の構造線のある日田天領水の採水地
大分県は、中央構造線、松山―伊万里構造線、臼井―八代構造線、仏像構造線など、複数の構造線があり、日田天領水の採水地である日田市には、松山―伊万里構造線が通っています。その松山―伊万里構造線は、採水している井戸のある中ノの島の下にあると言われています。
日田天領水の採水地は、水の集まりやすい地形
日田天領水の採水地の日田市は、周囲を阿蘇山、筑後山地等に囲まれた盆地で、周囲の山々で降った雨が、豊富に集まりやすい地形です。日田市を流れる三隈川は筑後川の上流にあたります。三隈川には、日田市で筑後山地の英彦山麓から流れている花見川や、阿蘇山麓から流れている大山川が合流しています。
江戸時代には、九州で唯一の幕府直轄の領地で天領と呼ばれていました
江戸幕府の直轄領地として、長崎の南蛮交流などの中継地として、栄えてた街です。今でも、江戸時代を偲ばせる古い町並みなどが存在しています。
日田天領水の名前は、この日田市が江戸時代に天領と呼ばれていたことによっています。